ある意味では社会の縮図に見える

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よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」 – 活字中毒R。
ていうのが最近やたらと話題になっているので、
飲んべえの立場として思ったこと。

結論として、
「都会のチェーン店で起こっていることの縮図どころか、社会の縮図だろ」
と思ったのです。

参考リンクは以下の通り
よしもとばななさんの父・吉本隆明氏の居酒屋論 – 服従するが果たさない
居酒屋の店長にサービス精神は必須なのか – よそ行きの妄想
居酒屋は何を売っているのか – Life like a clown
居酒屋は何を売っているのか – 404 Blog Not Found

どっちの立場の意見も納得いくので、「なるほどな~」みたいな感じだったのです。
店の立場だとそうだろうし、お客の立場だとそうなるわな、と。
だけどそれは平行線で、結果として、こんな騒ぎになっている。と。

しかし、よしもとばななが言ったという
「もしも店長がもうちょっと頭がよかったら」
の下りは反吐が出ます。
「そんなやつがチェーンの居酒屋行ってんじゃねぇよ」と。

そこで、気づいたのです。
なんでチェーン店だとだめなんだろうと。
それ以前に、私の頭の中でなぜ、”そう思う”のだろうと。

その答えは、私個人の体験からきています。
まず、持ち込みをしたことがある何店かのお店についての共通点を。

・チェーン店ではない。
・店長さんと顔なじみ。

これらはとても大きいことだと思うのです。
チェーン店ではないということは、店長が変わることは、ほぼありません。
その変わらない店長と顔なじみということが重要なのかも知れません。

例えば店長からよく聞くのが
「今日は何にします?」
「ああ、今日みたいな日に良いですよね。でも、今日はこんなのもあるよ。」
「じゃあ、試してみますか?」

逆にこちら側としては
・挨拶をする
・店が混んできたら席を立つ
・無理な注文はしない
などがあったりします。

前者としては、ありがちな話題としても、
これをチェーン店の店長が言うでしょうか。
マニュアル通りではこのような話は起こりにくいと思います。

後者としては、少なくとも私が行っていた何件かは
「自然と誰もがやっていた」のです。
2つめなんかは、「ここ空きます~」みたいな感じで。
待っていた人も「お楽しみのところ、すみません。」と。
お客さん同士でも会話はありました。
ある意味ではマナーみたいなものかも知れません。

店の人も気遣ってくれたのですが、
それにこちらも気遣いで応えていたのです。
こういうことはお互いに強制することではありません。
自然とできることが重要なのです。

できなくてもかまわないと思います。
できなくて批判されることではありませんから。

以上を鑑み、私の観点では
「お互いに気遣いに欠けていた事例」
と結論づけました。

マニュアル化は大切なことかも知れません。
ある一定のサービスが受けられます。
そういう気遣いができない人でもマニュアル通りにすれば、
マニュアルの通りのサービスができるのです。
いつでもどこでも誰でも同じような対応。
それは大切な事と思います。
その反面、一人一人に対するサービスとは違ってきます。
それは本当に、接客業なのでしょうか?

そして、そういうサービスを店に強要するのは酷な話です。
それを不満に思うことも、
分からんでは無いですが勝手な話です。

コルク抜きを知人の店から~の下りで、
知人の店でやればよいのにと思ったのが、
何よりの結論なのかも知れません。

そして、これは居酒屋だけでは無いと思います。
「こっちはお客なのに気を遣わなければいけないの?」
ていう意見についてはとても悲しくなります。

仲の良い友人にもそうなのか?と言いたくなります。
友人に、そういう気持ちで気を遣うの?と言いたくなります。

こういうことが話題になる世の中が悲しくなります。

「ある意味では社会の縮図に見える」への4件のフィードバック

  1. はじめまして。この話題に関しては様々な所で取り上げられており、少し関心があったので読ませていただきました。
    管理人さんの意見は、とても共感できました。
    参照にと載せたサイトの意見に関しても、どちらも理解できますが個々での意見が強く感じますね。
    私も接客を中心に働いているので、上記の出来事に関してはよくあります。
    客である前に、人としてのモラルが欠けているように感じます。
    人と人の気遣いがなく、個人の意見を主張することで評価される欧米の思想を下手に履き違えている。自己中心的な人が多く目立ちます。
    でも、視点を変えれば、その方達も可哀想な人だと。
    気遣ができない方々を見ていると、周りから気遣ってもらてないのではと感じます。
    段々人との繋がりが希薄化していくのを感じると、本当に悲しい世の中になったなと思います。
    話が変な方に向かいましたが、管理人さんのような考えの方がいらっしゃったので安心しました。
    嬉しくなりコメントさせていただきました。

    1. > レナさん
      初めまして。
      コメントありがとうございます。
      そうなんですよ。
      どちらが悪いとかじゃないと思うんです。
      そして、こういうことが世の中を上手く回すコツだと思うのです。

  2. 読んでみた。
    チェーン店で働いている立場から一言。
    チェーン店の店長・ないし社員が本社・フランチャイザーから徹底を厳命されるのが、「マニュアルの徹底」なんです。
    よほど想像力の無い人でなければ、わかる話やけど、一店舗が「融通」を利かすと、全国の何百の店舗が対応しなければならなくなるリスクと手間の話。
    「ウチは違います」という発言が許されないのがチェーン店だから。(直営・フランチャイジー共に)
    「客の時に店の立場なんか考えられない」と言うのは、どうしても「お金さえ出せば食べ物は手に入る。大地・農家・運送業・料理人の存在などは想像も出来ない」と言い切る悲しい人を連想してしまう。
    ただ、どのような形のルール違反であれ、「お客さま」にお断りをいれる以上、「店側が謝罪の姿勢でお断りさせていただく」スタイルをマニュアル化できていないチェーンは、「接客業」という言葉を使って欲しくない。説教とか意味がわからん。
    「お役様に喜んで頂いて、なおかつ、こちらも儲けさせて頂く」商売を見て育った、今後もおこなって生きたい個人としては。

  3. > ユウキさん
    どうも。
    チェーン店てのはある意味制服よね。
    全ての店で同じレベルのサービスが受けられるという。
    そういう目印みたいなものよね。

    ただ、マニュアルに頼りすぎるとイレギュラーなことに弱いよね。
    それがいわゆるクレームの元なんやろうけど。

    そして、そうしている以上、店員以上の融通は利かせられないのよね。
    「あそこの店員はしてくれたで」
    とかでクレーム来ても処理しきれんよね。

    今回のは両方に非がある、とても虚しい話。
    最後の一文が本当の接客業だと思うわ。
    それを基に、その場での適したサービスをするべきよね。

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