一人の先生が亡くなった日。

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今朝の京滋バイパスでの事故。
この事故で、お世話になった長山先生が亡くなりました。
まずは、ご冥福をお祈り致します。

さて、長山先生と個人的なからみというのは特に無いのです。
先生は高三の時に「理系倫理」とかいう、訳の分からん授業を持ってはりました。
その授業で私はお世話になったのです。

先生の授業は良いか悪いかは別として、実にユニークでした。
倫理と言うよりは、世の中の矛盾を見るという感じでしたが。
自分の意見を持たずに、与えられた内容をこなしているような生徒には、
非常に辛い授業であっただろうと思います。

代表的な話をしますと、
「貿易黒字は良いことか?」
を議論することがありました。

詳しく話すと長いので、簡単に説明しますと。
先生が言いたいことは、
「黒字が良いことではないのだよ。」
ということでした。

後の話によると、懇談会の際に、この議題を使ったようです。
ある父親が猛反発したとも聞いています。
「黒字は儲かっているのだから良いじゃないか!」
がその父親の言い分だそうです。

多少脱線しましたが、そういう先生でした。
「バカじゃないの?」
「君たちはバカだよ。」
などの名言もあります。
そしていつも自分の子供を自慢していました。
「財布作ってくれたんだよ。」
という感じで。

とにかく、そういう先生でした。

特に思い出にあるのが、授業の時の話。
 先生:「胸を張れよ」
  私:「はいっ」←のけぞりながら
 先生:「のけぞってどうするんだよ。バカだなぁ。遊び甲斐があるなぁ。」
…口ではバカにしていましたが、優しい先生でした。

すごく寂しく思います。
ただただ、感謝することしか考えられませんが。
ただ一つ、今、私が言えることは、
「どうか安らかに。」
それだけです。

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